角田山 灯台コース

2020年6月6日

 4月4日に角田山の「稲島コース」を初めて行って、自分の筋力の衰えをもろに感じショックを受けました。無理せず、別のコースにということで、「灯台コース」行ってみました。2.8kmのようです。

 登山口までは愛車のアドレスV125Sで。家から30分くらいで到着できます。

 角田浜から灯台に上がり角田山へ登っていきます。角田山コース(7つ以上あるらしい)の中では「難」ということです。7

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  長く新潟にいますが、初めてこの灯台の元に来ました。

 これまで、自分の中では、灯台は白黒の「入道崎の灯台」(秋田、男鹿半島)が頭の中の灯台です。

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 振り返ると灯台が海に突き出しています。35km先まで光が届くそうです。

 佐渡でも見えるそうです。

 少し上って、左右の景色もいいですね。

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  この辺までは勾配は急ですが、まぁまぁかな。山なんので当然な感じ・・・。

 と思ったのも束の間で。

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 急勾配で、溶岩?が砕けた尖った岩がゴロゴロ。

 木の根がむき出しになっている坂。

 それらが混在している狭い道。

 これは、天候続きであればいいが、雨の後などはとても危険と感じざるを得ません。

 自分は特段、山登りはやってないので、道具はもってなく、今日もスニーカーで来ましたが、ちょっとヤバイかなと感じました。靴底から感じる岩の先っぽ、岩の角度があるので、着地時に足首の角度が着地するたびにグニャッとなり捻挫しそうに。(特に下山時)この辺が「難」ということなんだと納得です。距離は長くはないので何とかなりますが、危険を感じました。

 そんな苦しい中にも、花も咲いていて、黒いアゲハ蝶もいて和みました。

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 アップダウンがあり、ようやく山頂へ到着です。

 途中、座って休むようなところはなく、下山者とは、ちょっとしたスペースを見つけ譲り合いながら、すれ違うことになります。

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  成り行きで海から約80分かかりました。先回登った「稲島コース」の約2倍の時間です。

 しばし、おやつを食べて休憩して同じコースを下山します。1日で複数のコースにチャレンジする人もいるいるようです。2回登ることになるんだね。

 年配の方も多いのですが、関心します。自分は、これまで、マラソン等などロードONLYだったので、足元が不安定なオフロードで年配の方がこれほど多いのは、カルチャーショックです。

 年配の方のハイキング人口は多いと感じてはいたのですが、決して生易しいものではないので、誰でもできないんじゃないかなと痛感しています。

 来た道を下山。自分は競技スキーを経験しているので、一般の方より下りは怖い感じは無く、筋力が残っている限りは登ってきた岩場も淡々と下りられます。

 一般の方はかなり大変というか、灯台コースの下りは来たくないと思う人も多いのではないかと思います。

 難所を下って、いきなり海が視界に入ると、気持ちが爽やかになります。

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  海まで下りて、灯台の下のトンネルをくぐると秘境みたいなところがあります。

 舟を岩場の壁に係留していてたところみたいです。

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 天気が良ければ、いいのですが、ここは冬は風がとても厳しいところです。

 角田山には他のコースもあるので、今度は2回登頂をと思います。

 いままで、超ローカルなマイナーな感じの角田山と思っていましたが、全くそんなことはなく、国内でも有数なトレッキングコースだと強く思います。

 自分は、角田山マラソン(ハーフだけの大会で今年中止となりましたが始まって5年目)は海あり、山ありの名コースだと思ってずっと参加しています。いろいろなマラソン大会に出てきましたが、かなりいい大会です。

 もしかして角田山は国内でもかなりポテンシャルが高い山エリアなのではないかと感じます。笹川流れもいいのですが角田山の人気度の価値はこれから開拓する余地がたくさんあると思います。

 幻で終わった、「越後七浦トライアスロン大会」を角田方面でできれば、尚、いいと思います。